1つは、会社の未来を左右するような重要な局面での判断を誤らないこと。判断基準は「誰のためになるのか」。若い頃は迷うこともあったけど、今はどんな状況でもまず自分にそう問いかけて、その答えが「for you」（自分以外の誰かのためになる）なら正解。「for me」（自分のため）なら不正解。今までの経験を振り返ると若い頃は間違っていたと思うことが多いね。

もう1つは、一人ひとりの社員としっかり向き合うこと。僕の理想は、全社員が、人事評価ルールの中の最高の給与・報酬を得ること。そのための方法を一緒に考え、目標の達成を後押しする。そして達成したときは喜びを分かち合う。それが僕のやり方。

2024年度は東証グロース市場に上場して3年目の年だったね。

事業の一番の成果は、初期導入費用ゼロ円のファイナンススキーム「BRO-ZERO」を軸に、事業領域を拡大し、顧客基盤の強化を図れたこと。

これまでアプローチできなかった建物種別や不動産の運用手法に対してご支援が可能になった1年間だったよ！結果として過去最高の売上高・利益を達成し、利益については収益認識基準適用前の水準以上に戻すことができたよ！

2025年度は中期経営計画の2年目としてとても重要な1年。

「B-CUBIC」「BRO-LOCK」「BRO-ROOM」「BRO-WALL」などの既存事業の強化やブラッシュアップはもちろんのこと、不動産経営の収支を改善させるAIシステムの開発を推し進め、当社最大の強みである「BRO-ZERO」を掛け合わせることで、賃貸のアパート・マンションのみならず、戸建て・ビル・宿泊施設にまで拡大されたターゲットの案件獲得・工事完了に努め、目標達成に全力を尽くしていくよ！

増え続ける空室・空き家の利活用に、ファイナンススキームとAIシステムで新たな選択肢を提案し、地方創生・活性化に貢献していくよ！

顧客満足度、社員満足度の向上と社会貢献。この経営理念に基づき、投資家・株主のみなさまのためにできることをすべてやる！どんなことにも100％の力を投入して、ステークホルダーのみなさまと一緒に幸せを実感する。それが当社のビジョンだね。

3〜5年後を見据えた目標は、時価総額280億円の達成とプライム市場への上場。そのためにも、AIシステムを活用したリード獲得と空き家活用を推し進め、既存事業の売上高増大を加速させていくよ。

また、複数の事業領域のM&Aについて具体的検討を進め、さらなる事業領域の拡大に邁進していくよ！

当社は出来高、流動性の低さを重要課題と捉えており2023年11月30日を基準日として、株式分割を実施したよ！このことを加味し、より多くの株主さまに当社株式を保有していただきたいという想いを込めて、株主優待内容を変更することにしたんだ。

変更前のドリームジャンボ宝くじの進呈は、株主さまに大きな夢を届ける、市場で少しでも目立つという目的でスタートしたけど、さまざまな意見を取り入れた結果、やはりQUOカードが現在の当社の株主さまに適しているという結論になったよ！

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いつもご支援いただきありがとうございます。今後も利益の成長に主眼をおき、企業価値を高めていく所存です。また、株主優待・配当政策も含め少しでも株主のみなさまに還元できるよう社員一同日々全力を尽くしてまいります。

今後とも、中長期的に当社をご支援賜りますようお願い申し上げます。